利益は発生したのか
2018年上半期、IPO当選による初値売りでの利益は172,531円(税引き後)でした。
IPO抽選申込資金は100万円で運用していますので、既に年利17%の利益が発生しています。
IPOとは何なのか
initial public offeringの略であり、新規公開株を意味します。
証券取引所上場前に新規公開株の売り出しを行い、それを投資家が購入します。
IPO当選とは、この新規公開株の購入権利を獲得したという意味です。
当選状況
IPO応募状況一覧で当選状況を見て頂きたいと思います。
一覧の見方ですが「縦列」は上場企業名、「横列」は証券会社、「主」は主幹事で未応募、「未」は幹事で未応募、「〇」は当選、「×」は落選となります。
基本、当選を狙いに行くなら主幹事証券会社への応募は必須です。株数の割り当て率だと、8~9割を主幹事証券会社が持って行きます。その分競争率も高くなりますが、それでも応募は必須です。何故なら主幹事証券会社からの当選が主な当選になるからです。私の当選経験からすると、ほぼ主幹事証券会社からの当選となっています。
上半期IPO当選の結果は、メルカリ、スプリックスの2社となりました。
上半期のIPOの成績ですが、36戦2勝34敗となっています。まぁ、こんなもんでしょうね。
それでもメルカリが当選したのは嬉しかったです。昨年の大型IPO、SGホールディングスですら当選できない程私にはくじ運がありません。そして、大和証券からの初当選と言う事もあり大変嬉しかったです。私の中では、大和証券は抽選していないんじゃないのか疑惑がありましたもので。まあ、それだけ当選するのが難しいと言う事です。
当選確率を上げる
IPOの当選確率を上げる方法ですが、資金が豊富にある方は単純に複数の証券会社から抽選申込をすれば良いと思います。また、ご家族がいる方は家族名義で各々口座を開設、抽選申込をする、夫婦なら2倍、子供も居られれば、3倍、4倍と当選確率は更に上がります。また、証券会社の中には貯めたポイントを使う事により、優先的にIPO当選可能な証券会社も存在します。ポイントを貯めれば、いずれはIPOに当選できるのです。あとは、くじ運を上げるとかですかね。あの手この手を使い、当選確率を上げてみましょう。
抽選申込時の注意点
IPOへの抽選申込時の注意点としては、公募割れしそうなIPOには申込しないと言う事です。IPOで当選した株は、一般的には初値売りと言う上場した株が最初に付けた値段で売るのが良いとされています。この初値売りをする際、IPOに当選し2,000円の公募価格で購入した株100株を初値売りしたとします。初値が1,900円で決まると、10,000円の損失(2,000円-1,900円=100円×100株)が発生する事になります。この買値(公募価格)より、売値(初値)が安くなる事を公募割れと言います。初値売りをするのであれば、この様に公募割れする可能性がありそうなIPOには申込しない様、注意する必要があります。では、公募割れしそうなIPOを見分けるには、どうしたら良いのでしょうか。目論見書から読み取れれば良いのでしょうが、確実に判断できるかと言えば、それは難しいかもしれません。私は、IPO抽選申込時に参考にしているのは、IPOをメーンに扱っている個人ブログでの評価を参考にしています。因みに、参考にしている個人ブログは現在4つ程で、1つのブログで判断するよりも複数ブログでの評価を基に判断した方が良いと思います。
証券会社で口座開設する前に
メガバンクの口座を持っていない場合は、メガバンクの口座開設とインターネットバンキングも併せて申込しましょう。IPOへの抽選申込には証券会社への入金が必要な場合がほどんどです。メガバンクの口座とインターネットバンキングがあれば、簡単に入出金が利用できますので、事前に準備をしておきましょう。次に、証券会社の口座を開設します。なお、証券会社の口座開設をする際、IPOをメーンに扱っている個人ブログでは、証券会社とのタイアップで現金プレゼントを行っていたりしますので、お得に利用しましょう。現金プレゼント以外では、ポイントサイト経由だとポイントが貰えますので、一先ずポイントとして貰い用途は後ほど考える事もできますね。ポイントだとマイレージに変える事も可能ですよ。証券会社の口座開設をする際も、お得なキャンペーンを利用しましょう。
先ずはやってみる
証券会社の口座開設まで完了したら、後はIPOの抽選申込をするだけです。初めての申し込みで当選する人も居りますし、何回申し込みをしても当選しない人も居ると思います。それでも申し込みを続けていれば、いつかは当選されると思います。やってみて自身の性格に合わなければ、止めれば良いだけです。労力の割に合わないと思ったら、直ぐにでも止めれば良いんです。私は会社での労働より、IPO抽選申込している方が楽しいですし好きなんです。ただ、IPOに当選し初値売りだけで生活できる程の実力は、残念ながら持ち合わせておりません。
私の運用方法
私のIPO抽選申込資金は100万円で運用していますが、内訳は40万円程がSBI証券に入金したままです。これはIPOチャレンジポイントと言う、優先的にIPOに当選するためのポイントを貯めるのが目的です。残りの60万円は、主幹事証券会社のIPO抽選申込用、資金拘束されない証券会社でIPO当選した際の購入準備金として用意しています。資金拘束されない証券会社は、野村、岡三オンライン、むさし、ライブスター、いちよし証券等が有名です。最低資金としては40万円位あれば、8割程のIPOに抽選申込可能だと考えています。私の様に100万円で運用する際の注意点は、主幹事証券会社への入出金が頻繁に発生すると言う事です。要は入出金の手間が掛かります。その手間も、IPOに当選すれば気になりません。