AISのSIM2Flyで100カ国以上15GB1年間パッケージを更新した話

更新したパッケージは何?

100カ国以上で15GBまで1年間使用できる2,699THB(バーツ)のグローバルパッケージ(GlobalPackagefee2,699Baht)

1年間(365日)最大で15GBまで使えます。月平均1.25GB程度を利用されている方なら1年間フルに使えると思います。データ通信のみですが日本国内だけではなく、世界100カ国以上でそのまま利用できますので、頻繁に世界各国へ行かれる方には便利なパッケージではないでしょうか。前回2019年6月の時点では、世界74カ国でしたから利用可能な国が更に増えたみたいですね。因みに日本国内でのキャリアですが、ドコモ(docomo)とソフトバンク(SoftBank)のいずれかになると思います。キャリアの違いによるスマホの動作に関しては居住地域差もあると思いますが、個人的感想としてソフトバンクはサクサク、ドコモはあまりよろしくありません、そんな感じです。

トップアップには何を利用したの?

LINE PAY、Mobile Topup

前回と変わらずLINE PAY、Mobile Topupの2つを利用してトップアップしました。LINE PAYはトップアップ時に手数料は発生しませんが、Mobile Topupはトップアップ時に5%の手数料(100THBトップアップする場合+5THBで105THBが必要)が発生しますので、その点は注意が必要となります。LINE PAYのトップアップは安定の1回40THB、1日最大12回、合計480THBと相変わらずでした。ネット情報を参考に、本人認証サービスの3Dセキュア対応カード(三井住友VISAエブリプラス)で100THBのトップアップを試しましたが、40THB以上のトップアップはできませんでした。まあ、成功されている方も居りますので、私がダメなんだなと簡単に諦めました。次にMobile Topupでのトップアップは1回525THB、1日で1,000THBを超えるトップアップができました。確か、前回はトップアップ1回105THBが最大だったと記憶していましたが、今回は1回525THBトップアップできました。これがMobile Topupでの一定期間(通常60日)アカウントが正常と判定された際の制限の引き上げ効果であり、1日当たりのトップアップ金額も1,000THB以上のトップアップが可能となっていました。

今回のトップアップでもアカウント判定が発生するのであれば、一定期間を過ぎた次回のトップアップでは更に制限の引き上げ効果が期待できるのではないかと思っています。もしトップアップをされる場合は、LINE PAY、Mobile Topup、この2つを利用することをお勧めします。次回パッケージ更新までに時間が(数ヶ月間)あるなら、手数料の発生しないLINE PAYでのトップアップでしょう。1回で40THBまでしかトップアップできなくても、40THB×67.5回繰り返すだけで2,700THBトップアップできるんです。毎日1回、40THBのトップアップを2ヶ月と数日程するだけです。作業時間は1日1分、トップアップしたい、トップアップできるな、トップアップやっちゃうかな、そんな自分のタイミングでトップアップはできますから非常に簡単ですよね。安く済ませるならLINE PAYでのトップアップをお勧めします。次に、次回パッケージ更新までに時間がない、68回もトップアップをせずに簡単に済ませたい、そんな時には5%の手数料は発生しますが、時間効率の良いMobile Topupでのトップアップですね。毎日1回、100THBのトップアップを27日間するだけです。1日に複数回トップアップすればトップアップに掛かる日数は更に短縮可能です。作業時間はこちらも1日1分、1日に複数回トップアップしても数分です。時間をお金で買っても良いならMobile Topupでのトップアップをお勧めします。もちろん、LINE PAY、Mobile Topupを併用するのもありですよね。

トップアップに掛かった日数は何日?

3日間

前回(初回)はトップアップに7日間掛かりましたが、今回はたったの3日間です。前回よりも大幅に短縮できました。短縮された主な要因ですが、Mobile Topupでのトップアップ制限の引き上げ効果だと思います。

Mobile TopupのHP上にある、一定の期間(通常60日)が経過し、アカウントが良好な状態である場合、制限が引き上げられる様です。Mobile Topup側でアカウントが良好な状態だと判定され、1回あたり525THBまでトップアップできる様になったり、1日あたり1,000THB以上トップアップできるのは大きな変化だと思いました。前回(初回)は1回あたり、最大で105THBまでのトップアップ、1日あたりの最大トップアップは787.5THBでした。今後、一定の期間(通常60日)が経過し、1回あたり、1日あたりの制限が更に引き上がることが期待できればの話になりますが、引き上げが1,500THB以上だと2日、3,000THB以上なら1日と、最終的には1回でトップアップが済むかもしれません。まあ、この辺の話はMobile Topup側の事情なので、実際にどうなるのかは分かりませんが。次回更新時のトップアップがちょっと楽しみです。ただ、前回既に15GBまで1年間使用できるグローバルパッケージを利用していますので、前回の購入時点から余裕をもってトップアップをしていれば、今回の様にトップアップに掛かった日数を自慢する必要はありませんし、1日1回、40THBトップアップしたとしても、2,700THBなら2ヶ月と数日程でとっくに終わっていますからね。

トップアップに掛かった金額はいくら?

2,800THB 日本円で10,328円

今回は全部で2,800THBトップアップしました。内訳は2,690THBがパッケージ更新料、残り110THBがMobile Topupでの5%手数料です。グローバルパッケージの更新には2,699THB掛かりますが、足りない9THBは過去トップアップした残高を足して2,699THBとしています。

2,800THBトップアップするのに掛かった費用ですが、日本円に換算すると10,328円でしたので、10,328円 ÷ 2,800THB = 3.689円となり、1THB当たり日本円で3.689円が費用として掛かりました。Mobile Topupでの5%手数料として110THB掛かった費用を日本円に換算してみると406円です。この手数料ですが、私はそこまで高くはないと感じましたが、ここは個人差があると思います。2,800THBトップアップした時期は2019年12月でしたので、当時のレートを確認してみると1THB当たり3.62~3.63円でした。トップアップで掛かった費用は、1THB当たり3.689円でしたので誤差としては、+193円でしたのでまあ妥当な処かと思います。
(2,800THB × 3.689円 = 10,329円)-(2,800THB × 3.62円 =  10,136円) = 193円
因みに、2020年4月時点では1THB当たり3.32円となっており、現在は円高に進んでいるようですね。

トップアップは何回したの?

LINE Pay:13回 Mobile Topup in Thailand:6回

2,800THBのトップアップに、LINE Payで13回、Mobile Topupが6回、合わせて19回でした。19回のトップアップを、実際に掛かった日数3日間で平均してみました。
19回 ÷ 3日間 = 6.333回
1日当たり、6回トップアップしたことになります。実際のトップアップ記録で確認してみると1日当たり最大で12回(1日目)、最低が3回(2日目)でした。1回トップアップするのに掛かる時間としては1分程です。そう考えると、一日当たり最大で12分程度が作業時間になります。実際の記録で確認してみると、1日目のLINE Payによるトップアップですが、21:11に1回目のトップアップが完了し、12回目のトップアップは21:21に完了しています。

トップアップ自体21:10に開始したとして、21:21に全ての作業は完了していますので、実際の作業時間は11分だったと考えられます。続けて2日目、3日目の作業時間も確認してみました。2日目は、開始が12:37、完了が12:44で作業時間は7分でした。3日目は、開始が20:19、完了が20:35で作業時間は16分でした。

3日間の合計作業時間は、11分 + 7分 + 16分 = 34分でした。前回(初回)のトップアップに掛かった時間(67分)よりも大幅に短縮されています。

トップアップの記録は見れる?

見れます

タイバーツと日本円で、それぞれ一覧表にしてみました。

タイバーツでのトップアップ記録です。

日本円換算したトップアップ記録です。

更新時に問題が発生

Your Requested transaction is not found
【要求されたトランザクションが見つかりません】

パッケージ更新時に、スマホアプリのmy AISからPackage → Roaming Package → Apply SIM2Fly On-Top Packageをタップしました。

すると、Your Requested transaction is not found【要求されたトランザクションが見つかりません】が表示され、これ以上進めなくなりました。

OKをタップすると、Current Package & Remainingが表示され、現在利用中のパッケージが表示されます。パッケージの下にChecking remaining balance and SMS are not available.【残りの残高とSMSを確認することはできません】と表示されており、問題が発生している状況だと思いました。

既に2,800THBトップアップしていたので、これでパッケージ更新ができなかったら全て無駄になってしまいます。これはまずいと思い、ネットで調べてみました。どうやら、スマホアプリのmy AISから更新する以外にUSSDコードを利用して更新する方法がある様です。そして、今回の私同様にmy AISから更新できなくなり、USSDコードを利用して更新した事例が見つかりました。ありがたいですね、同じ事例で参考になりました。早速、USSDコードを利用してパッケージ更新に挑戦してみました。

USSDコードを実行してみた

「*111*504#」15GB 1年間 2,699THB グローバルパッケージ用USSDコード

先ず、USSD(Unstructured Supplementary Service Data)コードとは何でしょうか。簡単に説明するとSMSの様なテキストメッセージのサービスであり、SMSとの違いとしては端末同士が接続中の間のみ処理が可能であるサービスと言うことです。利用者から「〇〇のパッケージ更新したいですよ」USSDコードをAIS側へ発信して、受信したAIS側でパッケージ更新の受付を完了します。USSDコードを使用し、こんな感じでパッケージ更新ができる様ですが、違っていたらごめんなさい。
このUSSDコードを利用して、パッケージ更新をしてみます。更新するパッケージは、15GB 1年間 2,699THB グローバルパッケージです。利用したUSSDコードは、ネットで調べて見つけた「*111*504#」を試してみました。電話アプリからUSSDコードを入力して通話をタップするだけです。


USSDコードが実行されると、Your request has been submitted.Please wait for a confirmation SMS shortly.【リクエストが送信されました。確認のSMSが送信されるまでしばらくお待ちください。】が表示されますのでOKをタップします。


その後、パッケージ更新が成功したSMSが届きます。

これで15GB 1年間 2,699THB グローバルパッケージの更新が完了しました。

ちょっとしたトラブルもありましたが、今回も無事にパッケージ更新できました。これで今回のパッケージ更新した話は終わりです。次項からは、AISのSIMに関するちょっとした疑問について、個人的なモヤモヤの解消、個人的に試してみた話になります。もし、よろしかったら読んでみてください。

UUSIM LIMITEDとOne-2-Call! Customerの違い

UUSIM LIMITED 本人確認済、クレジットカード登録済の業者が付けたユーザー名
One-2-Call! Customer 本人確認済のユーザー名

スマホアプリのmy AISですが、たま~に思い出した様にデータ残量を確認したりすることがありますが、Home画面の左上に人の上半身マークありますよね。その隣にあるユーザー名だと思われるもの、ココ、皆さん何が表示されていますか?

私は日本国内でAmazonから購入しましたが、その時からこのユーザー名と思われる表示はUUSIM LIMITEDでした。このUUSIM LIMITEDって何かなと思っていました。

ネットでAISのSIM2Flyに関して調べていると、このユーザー名と思われる表示に、UUSIM LIMITED以外の表示があることに気が付きました。良く見かけるのはOne-2-Call! Customerです。他にはタイ語での表示、ユーザー名と思われる部分が見えない様に隠されているのも見かけます。この隠されている方が居ることを含め、この部分にはやはり、ユーザー名(名義)が表示されていると考えて良いのではないでしょうか。で、このUUSIM LIMITEDですが、これはAISに本人確認済、タイ王国で発行されたクレジットカードを登録済みの業者(amazonマーケットプレイスへ出品者)が付けたユーザー名だと思います。このUUSIM LIMITEDのユーザー名表示ですが、ネットで良く見かけますので、それだけ多くの方が日本国内のモールを利用されて購入されているんだなと思います。それでは次に、One-2-Call! Customerとは何でしょうか?

こちらもネットで良く見かけますけど、こちらは本人確認済のユーザー名表示だと思います。このOne-2-Call! Customerの画像が添付された記事をネットで読んでみると、実際にタイ王国へ行ってAISショップでSIMを購入したことを書いている人が居ました。内容としては、タイ国内で外国人がSIMを購入する際には、パスポートによる本人確認が必須だそうです。このことからもOne-2-Call! Customerのユーザー名表示は、本人確認済のユーザー名だと考えても良いのではないでしょうか。詳細に関しては、次の「本人確認してみた」に書いています。

本人確認してみた

タイ王国のドンムアン空港内にあるAISショップで本人確認してもらいました

my AISで表示されるユーザー名に関するモヤモヤを解消するため、実際にタイ王国へ行き本人確認してみました。本人確認をしたAISショップは、ドンムアン空港1F到着口を出て左側(6番出口前)にあります。ドンムアン空港1F到着口の左右それぞれにAISショップはありますが、実際に本人確認ができたのは左側(6番出口前)のAISショップです。最初、右側にあるAISショップで本人確認をお願いしました。すると、ここではできない、左側(6番出口前)のAISショップへ行く様に説明されました。左側(6番出口前)にあるAISショップへ行き、同じように本人確認をお願いすると、スマホ(UUSIM LIMITEDユーザー名のSIMカードをセット済)と、パスポートを渡す様に言われます。スマホを渡す際、スマホアプリのmy AISを起動した状態で渡したと思います。パスポートを読み取り、端末入力をしてもらいます。時間にして5分程度だったと記憶しています。これで本人確認は完了しました。因みに、my AISのユーザー名がUUSIM LIMITED → One-2-Call! Customerへ切り変わったタイミングですが、はっきりと覚えていませんが、確か直ぐにOne-2-Call! Customerへ変わった様な気がしま・・・。そして、UUSIM LIMITEDがクレジットカード登録済であることを確認できた理由ですが、AISショップでの本人確認を完了した後で分かりました。2時間程経過するとAISからSMSが届きました。メッセージがタイ語だったこともあり、当時は翻訳せずに普通に閉じました。いい加減だと思われるかもしれませんが、既にAISショップでの本人確認という任務が完了したこともあり、私は達成感で満たされていたのです。帰国後にAISのSMSを翻訳してみたところ、クレジットカードが登録済であることを知らせる内容でした。

この時に、UUSIM LIMITEDはクレジットカード登録済であるということが分かりました。これらの事例を合わせて考えてみると、my AISのユーザー名がOne-2-Call! Customer表示は本人確認済の利用者、UUSIM LIMITED等の個人名義表示は本人確認済で、クレジットカード登録済の利用者ではないでしょうか。

タイ国内で使用してみた

1GB 7日間 99THB タイ国内パッケージ

タイ王国にまで行きましたので、AISショップで本人確認完了だけで帰る訳には行きません。それなりの時間と費用が掛かっていますから。快適に観光するにはネット環境は必須だと思い、タイ国内でAISのSIMを実際に使ってみました。

先ずは、出発前に日本国内でタイ国内で使用するパッケージを購入してみました。出発前に日本国内でパッケージ購入した理由ですが、現在私が使用しているSIMの利用パッケージはグローバルパッケージです。このグローバルパッケージだとタイ国内では使えないみたいです。これではタイ国内で、追加パッケージの購入ができないと考えました。まあ、AISショップに行けばなんとかなりそうですけど、念のため出発前にパッケージ購入まで済ませて置きました。購入の仕方になります。スマホアプリのmy AISからPackage → Apply Internet On-Top Packageをタップします。

1GBと7daysが交差した99THB選択してをNextタップします。

表示されたパッケージでよろしければConfirmをタップします。

その後、パッケージ購入を知らせるSMSが届きます。

Current Packageに追加されていますね、これでパッケージ購入は完了です。

実際にタイ国内で数日間使用してみましたが、ネット検索なんかはサクサクとストレスなく使用できました。まあ、AISはタイ王国の主要キャリアみたいなので、特に問題点は見つかりませんでした。

次回更新時の課題

Mobile Topupで1回に840THB以上トップアップできるのか
「*111*600#」15GB 1年間 2,699THB グローバルパッケージ用USSDコードの実行

1つ目は、次回更新時にMobile Topupを利用してトップアップする予定ですが、1回のトップアップで840THB以上トップアップできるのか確認したいと思います。

そして、1日あたりのトップアップ制限も引き上げられているかも併せて確認したいと思います。まあ、アカウントは良好な状態だと思いますので、次回トップアップ時には制限が引き上げられていると考えています。

2つ目は、今回更新した15GB 1年間 2,699THB グローバルパッケージのUSSDコードです。ネットで調べた結果「*111*504#」のUSSDコードを実行しましたが、AIS SIM2FlyのHP上では15GB 1年間 2,699THB グローバルパッケージのUSSDコードは「*111*600#」となっています。

この違いですが、パッケージ更新後に気が付きましたので、次回パッケージ更新時は、「*111*600#」のUSSDコードを実行したいと考えています。

上記2つを、次回更新時の課題としました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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