AISのSIM2Flyで70カ国以上15GB1年間パッケージにトップアップした話

トップアップ(入金)できたの?

トップアップ(入金)してパッケージ購入までOK

海外(タイ王国)の大手通信キャリアAISのSIMを日本国内で購入し、トップアップ(入金)→パッケージ購入までしてみました。思ったよりも簡単でしたので、忘備録として手順をまとめてみました。因みに、トップアップ→パッケージ購入するまで数日掛かりましたので、近く海外旅行での利用を考えている方は、早めに準備をされた方が良いと思います。日本国内で利用する人はいつでもOKです。

SIMの購入先はどこ?

Amazon
私はAmazonで購入しましたが、Amazon、Yahoo、楽天 各モールで購入可能です。さらっと見たところ、Amazonが最安値だと思います。

購入したSIMは何?

AISのアジア16カ国 周遊プリペイドSIM 4GB 8日間(Asia&Australia SIM2Fly 399Baht)

1,250円で購入しました。因みに、現在(2019年6月16日)では、20カ国になっています。いつの間にか4カ国増えています。今後も、使用できる国が増えて行きそうですね。

トップアップして購入したパッケージは何?

70カ国以上で15GBまで1年間使用できる2,699THB(バーツ)のグローバルパッケージ(GlobalPackagefee2,699Baht)

1年間(365日)で15GBまで使えるんです。これ、私が選んだ理由です。スマホは持っていますが、普段はそんなに持ち歩きません。電話は使いませんし、ネットする時は基本PCなんです。じゃあ、スマホ持ち歩くのはどんな時?それは、IPOで当選した株を初値売りする日です。(必ず持ち歩きます)普段、スマホではニュースを見るくらいで、データ通信のみです。もちろん、ネットで調べると日本国内でも格安SIM業者はいくらでも出てきます。以前は、私自身もプリペイドSIMを使用していました。今回、プリペイドSIMの使用期間が終わったこともあり、新たなSIMを使ってみようと思いました。そして、ネットで調べた結果、海外のSIMで日本国内でも使えるSIMの記事を見つけました。使用料金も安く面白そうだったので、お得な1年間使用できるパッケージを購入してみようと思いました。しかし、世界74カ国で使えるのは単純に凄いですよね、1年中世界各国を移動されている方には非常にありがたいパッケージだと思いませんか。まあ、日本国内を対象として利用する人は、私以外ではほとんど居ないんじゃないでしょうか。日本の格安SIM業者の方が料金は安いですからね。

トップアップに掛かった日数は何日?

7日間
トップアップ=入金のことですが、思いのほか日数が掛かるんです。入金自体はトップアップが完了すると、残高へ即反映されますが、トップアップ1回辺りの入金額が少額しか対応していないんです。当初の考えでは、1回で終わらなくても何回か繰り返せば、1日で終わると考えていましたが、実際には7日間掛かりました。そして、このトップアップに掛かる回数と日数ですが、SIMの購入方法が影響しているのかもしれませんね。私と同じ様に、日本国内でAmazonなどのモールを経由して購入した場合は、トップアップが1回や1日では完了せず、数日掛かることになると思います。7日間、地味な入金作業が発生するんです。ちょっと時間がもったいないかなぁと感じた方にはお勧めしませんので、以降の記事は読まない方が良いと思います。結構な長文となっていますので、読んでいる時間がもったいないと思います。7日間、入金作業が発生してもOKな方、以降の記事を読んでいただきたいと思います。

トップアップに掛かった金額はいくら?

2,700THB(バーツ)トップアップすると日本円で9,538円
このTHBですが、タイ王国の通貨であるバーツのことです。現在(2019年6月17日)、日本円に換算すると、1THB = 3.47円です。2,700THB × 3.47円 = 9,369円の計算になりますので、9,538円との差額169円が発生しました。これはですね、トップアップで利用したサービスによっては、手数料が発生するんです。それでも、数百円なんで気にする程ではないと思います。この手数料を入れても、1万円程で1年間利用できるんですから、使い方次第では十分に元を取れると思います。

トップアップ前に必要な準備はあるの?

クレジットカード、my AIS、LINE Pay

クレジットカード、my AISはトップアップするのに必須です。クレジットカードは、トップアップする際の決済で必要となりますので、VISA、Mastercard、JCBのいずれかは用意しておきましょう。私は、ほぼVISAを利用しました。my AISですが、私はAndroidを使用していますので、ここではAndroidを例としてお話させていただきます。スマホアプリのmy AISをGoogle Playから、予めインストールしておきましょう。LINE Payは任意ですが、トップアップする際に利用するサービスの選択肢の1つとして、準備しておいた方が良いと思います。選択肢は、複数あった方が良いと思いますよ。

トップアップには何を利用したの?

LINEPay、Mobile Topup in Thailand

トップアップには、LINE Payと、Mobile Topup in Thailandの2つを利用しました。LINE Payでトップアップした場合、手数料は発生しません。Mobile Topup in Thailandでトップアップした場合は、手数料が発生します。この手数料ですが、トップアップする金額に対して5%が加算されます。100THBトップアップすると、手数料を含め合計105THBトップアップ費用として掛かります。私は、トップアップを始めた最初の数日間は、LINE Payを利用していました。途中から、Mobile Topup in Thailandを利用することになりました。LINE Payでトップアップすれば手数料が発生しないのに、「何故、途中から手数料が発生するMobile Topup in Thailandを利用したんだろう?」なんて疑問に思うかもしれませんね。もちろん、私もLINE Payでトップアップすれば、余計な出費(手数料分)が掛からないことは知っていましたが、突然、LINE Payでのトップアップができなくなってしまったのです。そこで、もう1つの選択肢として存在していたMobile Topup in Thailandを利用して、1年間利用できるグローバルパッケージ購入代金分、2,700THBのトップアップを完了しました。

トップアップは何回したの?

LINE Pay:40回 Mobile Topup in Thailand:15回

2700THBトップアップするのに。LINE Payで40回、Mobile Topup in Thailandの15回で、合わせて55回です。55回もトップアップを繰り返しました。55回を、実際に掛かった日数7日間で平均してみます。
55回 ÷ 7日間 = 7.85回
1日辺り、8回トップアップしたことになります。記録を確認してみると、1日辺り最大で12回、最低が1回でした。1回トップアップするのに掛かる時間としては1分程です。そう考えると、一日辺り最大で12分程度が作業時間になるのではないでしょうか。1日12分の作業と考えると、そこまで大きな負担ではないと思います。ただし、この作業時間ですが12分間を連続して行えた場合と、分散しないとできない場合がありました。そして、このトップアップを繰り返す回数ですが、私の記録が55回だったと言うだけであり、これからトップアップを試される方は、やり方次第で半分程に減らすこともできますし、逆に増えることもあるのではないでしょうか。仮に、LINE Payだけでトップアップしようとすると、最短で68回繰り返すことになります。また、Mobile Topup in Thailandだけでトップアップするなら、最短で27回繰り返すだけです。このトップアップを繰り返す回数の違いは、LINE Pay、Mobile Topup in Thailandでの、トップアップ1回辺りの入金可能額の上限に違いがあるからです。トップアップ1回辺りの入金可能額の上限ですが記録を確認してみると、LINE Payは40THBで、Mobile Topup in Thailandは105THB(5%の手数料を含める)でした。

トップアップの記録は見れる?

一覧にしています

2,700BTHトップアップした時の記録になります。先ず、一覧の回数欄を確認してみます。回数欄からは、55回トップアップを繰り返したことが分かりますね。隣にあるトップアップ日欄も確認してみます。トップアップを開始してから、完了するまで7日間掛かったことが分かります。時間、LINE Pay、Mobile Topup、合計欄も一緒に確認してみてくださいね。

1日目~3日目


最初の3日間は、LINE Payを利用して、12回連続してトップアップしていたことが分かりますね。でも、何故、3日間とも12回でトップアップを止めているのでしょうか。それはLINE Payでは、1日辺り12回までが限界だったからです。この点に関しては、1日目にLINE Payへ問い合わせしています。12回まではサクサク、トップアップできるんですが、13回目になると「セキュリティ上の理由により、取引が中断されました。LINE Payカスタマーサポートにお問い合わせください。」が表示され、24時間経過するまでトップアップできなくなるんです。

そんな理由で、2日目、3日目のトップアップを開始する時間が、前日のトップアップから24時間経過後になっているのです。それでも、1日に40THBを12回トップアップできるので、1日辺り480THBトップアップされます。この調子でトップアップできれば、6日目に2,700THBのトップアップが完了するはずです。

4日目


LINE Payでのトップアップに変化が起こりました。前日のトップアップから24時間経過後にトップアップを開始すると、2回トップアップしたところでトップアップできなくなりました。前日までと同じであれば、1日に12回まではトップアップできるはずです。でも、この日は違いました。10分経っても状況は変わらず、試しにクレジットカードをVISA→Mastercardへ切り替えてみました。すると、トップアップできる様になりましたが、これは一時的なものでした。結果、Mastercardでのトップアップは2回しかできませんした。3回目になると、「セキュリティ上の理由により、取引が中断されました。LINE Payカスタマーサポートにお問い合わせください。」が表示されたので、4日日はLINE Payでのトップアップを諦めることにしました。LINE Payでのトップアップは、40回繰り返して終わりました。他のトップアップ方法をネットで調べてみると、Mobile Topup in Thailandを利用したトップアップの記事を見つけました。早速、Mobile Topup in Thailandでのトップアップを試してみます。最初は少額の30THBを続けてトップアップし、3回目に50THB、4回目で100THBのトップアップに成功しました。この時点で、既に1,700THBトップアップされています。そして5回目、ここで一気に残りの1000THBをトップアップしてみます。すると、トップアップに失敗しました。画面上には「ペイメントプロセッサの自動詐欺チェックに失敗しました。」が表示されています。Google Chromeで自動翻訳されているので、変な日本語ですが、トップアップはできませんと言う意味だと思います。因みに元の英語表示だと「Failed the payment processor automated fraud check.」こんな感じです。

1,000THBは高額だったのかと思い、500THB→300THB→200THBと、トップアップする金額を徐々に下げてみましたが、「ペイメントプロセッサの自動詐欺チェックに失敗しました。」が表示され、トップアップできない状況が続きました。100THBに戻してトップアップしても、トップアップに失敗しました。画面上には「支払いが拒否されました。あなたのカードがオンラインで支払いを処理できることを確認してください。もう一度試すことができます。」が表示されています。トップアップ失敗での表示が変わってしまいました。これは、支払い自体が無理な感じでしたので、4日目のトップアップは、ここで終わりにします。因みに元の英語表示だと「Payment rejected.Check your card can process online payments.You can try again.」こんな感じです。

4日目のトップアップ回数は、LINE Payが4回、Mobile Topup in Thailandで4回、合計8回でした。4日目が終わった時点で、1,700THBまでトップアップが終わりました。

有効期間が4日間残っている状況です。スケジュール的には、余裕があると思っていました。

5日目


Mobile Topup in Thailandでのトップアップを開始しました。4回目までトップアップは順調に行っていましたが、5回目でトップアップに失敗しました。なお、画面上に表示されたメッセージは、はっきりと覚えていませんが、「ペイメントプロセッサの自動詐欺チェックに失敗しました。」、「支払いが拒否されました。あなたのカードがオンラインで支払いを処理できることを確認してください。もう一度試すことができます。」どちらかだったと思います。既に2,050THBまでトップアップしていますが、4日目は320THB、5日目は350THB、3日目までと比べるとトップアップできる金額が少なくなっています。トップアップしたい2,700THBまで残り650THBですが、有効期間内にトップアップが終わるのか、ちょっと心配になってきました。そこで、クレジットカードの発行会社へ電話で問い合わせてみました。いろいろと話をする中で、「セキュリティロックの緩和」と言う措置があることを教えてもらい、お願いしてみました。セキュリティロックの緩和後に、100THBでトップアップを試してみたところ、トップアップできました。このまま、サクサクトップアップができると思いきや、セキュリティロックの緩和後、3回目のトップアップが失敗しました。画面上には「取引限度に達しました詳細」が表示されています。因みに元の英語表示だと「You have reached your transaction limit Learn More」こんな感じです。

これまでのトップアップ失敗で見たメッセージとは違うメッセージです。再度、クレジットカードの発行会社へ電話で問い合わせてみました。クレジットカード発行会社の回答は「セキュリティロックの緩和後にエラーは出ていない」との回答でした。これは、Mobile Topup in Thailand側でトップアップの規制をしていると思いました。その後、10時間程時間を置いて、100THBでトップアップを試したところ、2回トップアップできました。その後はトップアップが失敗しましたので、5日目のトップアップは終わりにしました。5日目のトップアップ回数は、Mobile Topup in Thailandで8回、LINE Payは「セキュリティ上の理由により、取引が中断されました。LINE Payカスタマーサポートにお問い合わせください。」が表示されトップアップできませんでしたので、0回です。5日目が終わった時点で、2,450THBまでトップアップが終わりました。有効期間は3日残っています。5日目に、セキュリティロックの緩和で、750THBトップアップできたのが大きいですね。2,700THBまで、残り250THBとなりました。

6日目


LINE Payは相変わらずトップアップできませんでした。Mobile Topup in Thailandで、100THBでのトップアップが2回成功し、3回目のトップアップで失敗しました。画面上には「ペイメントプロセッサの自動詐欺チェックに失敗しました。注:株式会社楽天カードのカード81.82%の成功率があります。」が表示されました。

「ペイメントプロセッサの自動詐欺チェックに失敗しました。」メッセージの後にクレジットカード発行会社名が表示されているパターンの様ですね。全てのスクショを撮っていませんので、以前にも出ていたと思います。6日目のトップアップ回数は、LINE Payが0回、Mobile Topup in Thailandで2回でした。6日目が終わった時点で、2,650THBまでトップアップが終わりました。

有効期間は2日残っています。2,700THBトップアップできると確信しました。

7日目


Mobile Topup in Thailandで残りの50THBをトップアップしました。これで、有効期間1日を残し、2,700THBトップアップが完了しました。

そして、70カ国以上で15GBまで1年間使用できる2,699THB(バーツ)のグローバルパッケージを購入してみます。

Roaming Package内にある、Apply SIM2Fly On-Top Packageをタップ。

SIM2Fly Global内にある、SIM2Fly 15GB 1Year 2699 THB(Incl.VAT)をタップ。

Nextをタップ。

パッケージを確認してから、Confirmをタップ。

70カ国以上で15GBまで1年間使用できる2,699THBのパッケージ、購入できました。

こんな感じで、パッケージ購入したことを知らせるSMSが届きますよ。

2,699THB使ったので、残りは1THBになりました。とりあえず、1年間使ってみたいと思います。気に入ったら、1年後も使っているかもしれません。

トップアップで肝心なことは何?

セキュリティロックの緩和
これが、有効期間内にトップアップを成功させる鍵を握っていると思います。今回、トップアップに関しては、セキュリティロックの緩和の効果を確認できました。でも、LINE Payでのトップアップに関しては、セキュリティロックの緩和を試していませんので、利用できるのか、効果があるのかは分かりません。この点に関しては、ご自身で試していただく以外ないと思います。

LINE Payからの回答は?

あり
後日、LINE Payカスタマーサポートから回答をいただきました。

回答内容は、こんな感じでした。

これは、私の質問内容です。

どうやら、不正利用の疑いで、トップアップを止められていた様です。
決済カードも変えて試していますので、トップアップの上限を増やす解消方法はないみたいですね。

セキュリティロックの緩和とは?

利用先や利用金額を伝えることで 取引できる様になる措置

クレジットカードの発行会社へ電話で問い合わせた内容と回答になります。

私:
タイのSIMカードにチャージをしたいのですが、チャージできません。
海外のSIMカードチャージに対して、制限をかけることはありますか。

発行会社:
タイのSIMカードチャージに関して、制限をかけることありません。
カードの利用方法で、不正利用等が疑われる場合は24時間の制限をかけることがあります。

私:
SIMカードにチャージする方法はありますか?

発行会社:
はい、あります。セキュリティロックの緩和を利用する方法です。
セキュリティ部署へ連絡することで、問い合わせ終了後、30分以降、当日中に限り、セキュリティロックの緩和が可能です。
セキュリティロックを緩和するため、カードの利用先、利用金額等を教えていただく必要があります。

私:
カードの利用先は、Mobile Topup in Thailandです。
利用金額は5,000円です。

発行会社:
電話終了後、30分以降、当日中にお試し願います。

切電後、30分経過してから、Mobile Topup in Thailandでトップアップを試してみると、トップアップできました。これが、セキュリティロックの緩和効果だと思います。まあ、その後、トップアップが失敗しましたが、これはMobile Topup in Thailand側での規制だと思います。

Mobile Topup in Thailand側からの規制?

あります
セキュリティロックの緩和後、トップアップが失敗した際、画面上には「取引限度に達しました詳細」が表示されました。この「詳細」部分にリンクがあります。リンクをクリックすると、購入制限の画面が表示されます。




この中には、「クレジット/デビットカードを使用した制限:」の表示があります、制限内容は5個ありますね。
・1日4,000バーツ
・1取引につき1,000バーツ
・週8,000バーツ
・1ヶ月あたり30,000バーツ
・1日あたり10回のトランザクション試行
トップアップした金額では、取引限度には達していないと思います。そうなると「1日あたり10回のトランザクション試行」これが怪しいと思いました。それでも、実際のところはわかりません。そうかな?くらいです。本人確認もできる様ですが、業者向けの様ですね。

全部でいくら掛かったの?

全部で10,788円
内訳 SIMが1,250円 + 2,700THB分のトップアップで9,538円 = 10,788円
1万と数百円、お得か、お得でないかは、スマホの使い方次第ではないでしょうか。

1番簡単な方法

2,799THB握りしめて、タイ王国現地のAISショップで「15GBまで1年間使用できる」グローバルパッケージを購入します。
これが、間違いなく1番簡単な方法だと思います。

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