LuckyBankの話

2018年5月4日

2018年5月4日20時頃、LuckBankから「第217号ローンファンドにかかる貸付の返済遅延のお知らせ」の件名で、メールが届きました。
あ~、嫌な感じですね、とりあえず、本文を確認してみました。

まあ、いろいろと書いてありますが、どうやら、借入人から返済期限である、5月1日に利息の支払いがされなかった様です。
そして、LuckyBankでは、「全力で回収します」と、言っています。

このメールを見て、私は不安を感じたので、念のため、LuckyBankのHPを開きました。
普段あまり見ない、メッセージ一覧を覗いて見ました。

返済遅延のお知らせが、5件あります、すごく不安になります。
現在、私がLuckyBankに投資している案件の数は、5件。
その全ての案件で遅延ですか、こんな事もあるんですね。

新年度になってから、不動産業界で何かあったのでしょうか。
ソーシャルレンディング業界は、大丈夫なのでしょうか。

2018年10月9日追記

5月の返済遅延のお知らせから5ヶ月、LuckyBankに動きがありました。

なんと貸付債権回収のお知らせが届いたんです。


債権が回収されたのは、第393号千葉県の区分マンションプロジェクトの案件です。
しかも返金されるのは元本を含め満額となっており、正直、びっくりしています。


運用状況の完了タブから確認してみると、確かに表示されていますね。
分配予定額明細からも確認してみます。

ステータスが期失となっている2018年7月の分配予定額と、2018年4~6月の分配金が支払われると考えて良いのでしょうか。
移動明細でも確認してみます。


移動明細上では10月9日に105,228円の入金が発生しており、その後銀行口座へ払戻しされているのが確認できます。恐らく、この入金額に遅延損害金も含まれているのでしょうね。確かに第393号ローンファンドのプロジェクト1に関しては、債権回収されていると考えて良いと感じました。

後は、明日、遅くても明後日、銀行口座へ着金している事を確認できれば一先ずは安心です。
只、残りの案件が今回の様に満額返済されるかは未定ですので、また何か動きがあり次第追記して行きたいと思います。東京中央区の一棟オフィスビル、ちょっと心配です。

今回の債権回収で分かったことは、第一に債権回収が上手く実行できたこと、そしてLuckyBankの管理体制がまずかっただけで、悪意があった訳ではないと言う事です。まだまだ、問題は山積みだとは思いますが、どこかのクレジットとは大きな違いだと感じました。

2018年10月10日追記

無事、着金を確認できました。

2018年12月6日追記

12月5日の夜間、LuckyBankから1通のメールが届きました。
件名は「※重要※X社及びF社に対する債権回収方法について」です。
どうやら、進展があった模様です。
詳細に関しては、Myページで確認して欲しいと。
Myページから、メッセージ一覧を見てみました。

要約すると、
・速やかな債権回収を優先した。
・X社の負債総額50億に対して、譲渡額は16億となる予定。
・譲渡先は守秘義務により開示しない。
・5社での競争入札方式により、12月6日付けで債権譲渡する事を決定。
・出資金に棄損が発生する見込み。
こんな感じでしょうか。
出資金の返還はある様ですが、果たして出資金の内、何割が返還されるのでしょうか。
全力で投資していた方は、残念な結果になってしまったのではないでしょうか。

LuckyBankは、ソシャレン業者の中でも特に人気を集めていました。
本当に、残念な結果に終わってしまったと思います。
そして今回の債権回収により、ほぼ全ての案件で決着が着いたのではないでしょうか。
添付されている、投資ファンド一覧でX社F社への貸付元本総額を確認できるんです。
F社への貸付元本総額は3.62億円程で、残りの全てがX社となります。
LuckyBankへの投資=X社への投資だったと言う事ですね。

みんクレに続き、LuckyBankでも貸し倒れが濃厚となりました。
結局、今回もソシャレンでは、お金を貰う側に回れずに、お金を払う側に回ってしまいました。一体、何時になったらお金を貰う側に回れるのでしょうか。
ソシャレン、業者選びが肝心ですよ。

残る大物は、Green Infra Lending(グリーンインフラレンディング)です。
こちらも、怖いですよ。

2019年1月9日追記 ≪完結≫

2019年1月9日、LuckyBankから債権譲渡による分配金の通知が届きました。
そうです、LuckyBankから最後の分配金になります。

肝心の分配金額は、116,384円でした。

投資金36万円に対して、返金されたのは11.6万円程になります。
回収率は32.33%となりました。
債権譲渡にかかる分配額一覧表

116,384 ÷ 360,000 × 100 = 32.33%

・・・結果として全て受け入れるしかありません。
投資は、そうです、自己責任です。

LuckyBank、みんなのクレジット共に高金利を売りにしていたソシャレン業者です。
己の欲深さで、またしても、お金を貰う側には回れずに、まんまと20万円程のお金を払ってしまいました。

私の中では、ソシャレンによる資産運用は、ハイリスクでローリターンであると感じています。そして、この状況を作り出してしまった、私の投資判断にも問題があると思います。

業界、随一の高金利でも、著名ブロガーが記事にしているから大丈夫そうだ、大勢が募集しているから安心だなんて、そんなのは私の勝手な判断です。むしろ、LuckyBankでは募集開始ものの数分で、調達額満額に達する事が異常だったのかもしれません。

LuckyBank、私は信用していたので、本当にがっかりです。

ソシャレンでは、業者選びを間違えなければ、ローリスクでの資産運用は可能だと思います。
ただし、投資で100%安全と言う保障がない事を、肝に銘じた方が良いと思います。

そして、働きたくない私は、ソシャレンではない投資先で、お金を貰う側に回りたいと考えています。さあ、この入金された分配金、どこへ投資しようかなと・・・


投信、為替、迷うところです。

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